ALLDAY PLAYGROUND 2010 Report by MC MAMUSHI
ALLDAY PLAYGROUND 2010 Report by MC MAMUSHI
DATE : June 15, 2010
■プロvsストリート
去る5/30(sun)、ALLDAYにとって年に一度の恒例行事がやってきた。ALLDAY PLAYGROUND 2010、ALLDAYが誇るストリートボールオールスターズと競技トッププロミックスチームのガチンコのシリアスゲームが目玉である。昨年はなんとALLDAYストリートボールオールスターズが競技トッププロチームを打ち負かしたのである。代々木をホームとするストリートボーラーズがホームでは負け知らずを貫くのか、それとも競技トッププロが本当にプロ選手は凄い存在であるというところを魅せつけてくれるかに注目が集まった。
■COHEY GYM & CELLECTION
まずはメインゲーム前のセレクション、競技トッププロチームへの参戦も決まっていたCOHEYによるCOHEY GYMについて振り返っておこう。これはメインゲームに競技トッププロチームの一員として参加出来る権利を賭けたオープンセレクションで、参加したのは20名ほどのボーラーたち。COHEYによるスキルチェック(本人はイージーなメニューにしたと語るが実際はかなりのハードワークで、参加したボーラーズは予想以上のメニューに泡を吹いていたが……)、その後のピックアップゲームから、一番総合力があると評価されたコーイチというボーラーが選ばれることとなった。
■終始プロチームが主導権を握る展開に
そして、いよいよ注目のメインゲームは10min×4Q制。先手を取ったのはALLDAYストリートボールオールスターズ。代々木をまさにホームとするDA CREWの#5UMEが幸先よくジャンパーを沈めてのスタートとなった。しかし、その後のイニシアチブを握ったのは競技トッププロ!#2COHEYがゲームをコントロールしながら自らも得点を重ね、さらには#1J-WALKや#6阿部友和がアタックにアウトサイドシュートとどんどんその点差を広げていった。
2Qとなり、ALLDAYストリートボールオールスターズからは#13SHIGEOがその点差を縮めにかかる。一方で競技トッププロは#10牧ダレン聡がマッチアップの#2仮エース相手にポストアップで加点。その点差はなかなか縮まらず、2Q最後にALLDAYストリートボールオールスターズ#8MONEYが放ったロング3Pがブザービートで決まり2Qが終了。
3Qとなり、競技トッププロは#9佐藤浩貴がインサイドで大暴れ!ゲームを通して15本のリバウンドがその存在感を物語る。さらには#1J-WALKが得点のみならず、重要な場面でリバウンドをもぎ取るシーンが目立ち、ALLDAYストリートボールオールスターズに追いつくチャンスを与えない仕事をこなしていた。
そして最後の10min、4Qに入ると、このままではいかんとばかりにALLDAYストリートボールオールスターズ#2仮エースが一気に得点に絡み始める。3Pを含めた23点を挙げることとなった。しかし、それでもゲームを通して握られていた主導権は奪えず、#1J-WALK、#2COHEY、#6阿部友和が個人技を遺憾なく発揮しタイムアップ!91-84で競技トッププロが昨年の雪辱を果たす結果となった。MVPには得点はもちろん、ゲームの重要な場面でハッスルし、その存在感をアピールし続けた#1J-WALKが受賞することとなった(J-WALKはこのハッスルの結果、腰を痛める事態となってしまったが)!
■BORDERLESS PLAYGROUND "ALLDAY"
競技のトッププロとストリートボーラーズが同じプレイグラウンドでハッスルし合う場はこの日本においてALLDAYだけだと自負している。このシリアスゲームが毎年続くこと、そして回数を増す毎に大規模となり、日本のバスケットボールにとってポジティブなエネルギーを与えられると信じている。参戦したプロ選手たち、ボーラーズには感謝である。1勝1敗となった競技トッププロとストリートボーラーズ、早くも来年の激突が楽しみである。
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