FEATURED | Talk About Ball : E.D.S

Talk About Ball : E.D.S
 DATE : March 19, 2009

この文章は2008年11月に発行されたフリーペーパー「ALLDAY MAGAZINE Vol.15」に掲載されたものに加筆した文章です。

15th ALLDAY CHAMP「Egoists in Dark Side」

ALLDAY史上、最大規模となった15th ALLDAYのCHAMP TEAM、E.D.S。自らを「Egoists in Dark Side」と名乗り、多国籍なボーラーたちによって構成されるTOKYO NO.1 TEAM、E.D.Sとは何者なのか?チームの中枢を担うJPNボーラー、リーダーandy、15th ALLDAY MVPに輝いたCAYENNE a.k.a.ツッチー、そして日本を代表するストリートボーラーSTにそれぞれのE.D.Sについて聞いてみた。

EDS


- EDSってどんなチーム?

andy:E.D.Sのコンセプトとして勝つ為にプレイするっていうのがあって、みんながその中で自分の役割をしっかりこなすチーム。自分を出す事も大切だけれど、勝つために抑えなきゃいけない所も必ずあるわけだし。

CAYENNE:多国籍チームでは珍しくセルフィッシュなボーラーがいなくて、全員がチームプレイを大事にするチーム。とにかくみんながバスケットボールに熱い気持ちを持っています。

ST:「勝利のために」っていうベクトルが揃っている良いチームだと思う。自分の役割が分かりやすい分、ゲームに集中しやすい。それが結果として勝ちに繋がると思うし、そういう意味では職人的なチームだと思うよ。


- EDSの普段のプレイグランドってどこ?

andy:代々木コートか渋谷区内のインターナショナルスクール。

CAYENNE:代々木コートだったり、渋谷にあるインターナショナルスクールのジムですね。

ST:代々木と、渋谷のインターナショナルスクールと…、あとは各個人でって感じかな。


- 代々木公園バスケットボールコートってどう?

andy:NYCを連想させるような素晴らしいコートだよね。もっともっと室内だけじゃなく、外でもやってみようかって人が増えればいいなと。勿体ないしね。

CAYENNE:国内で唯一のリアルなストリートコート。アメリカでもあんなにいいコートはあんまりないと思います。

ST:良いコートだよね。数々のチームやドラマが生まれてるし、これからもALLDAYだけじゃなくて色んなゲームをしていくことで、日本のストリートのメッカみたいにしていけたらと思う。個人的には、まだまだあそこのコートに愛されてないから(笑)。もっと頑張らねば。


- キミのEDSでの役割は?

andy:常に勝利を優先すること。みんな試合に出たいわけだから、その中で私情を挟まずにチームが勝つための決断をするのが自分の役目かな。なかなか大変だけど(笑)。

CAYENNE:勝つために全てを出し尽くすこと。チームのみんなが、勝利のために力を発揮出来るよう声を出したり、コントロールするのが役割ですね。

ST:プレイの面でいえばスコアリングだと思ってる。そこに集中出来てるときはやっぱ強いよ。あとは声を出してチームを盛り上げることかな。


- ALLDAYどう?

andy:非常に面白い試合が沢山あるし、勝ちたい意思がどのチームからも伝わってくる。それは、なかなか日本になかったものだと思うね。日本のチームって大人しいチームが多いし、そういう意味でもとても素晴らしいトーナメント。MCやDJもしっかりしてて、観客の皆も楽しめるんじゃないかな。

CAYENNE:普段の試合とは違って、音やMCなどエンターテイメント性にも長けていて素晴らしいトーナメントだと思います。観客も沢山見に来ていてコートから観客席が近いので凄く一体感があってプレーする方もとても楽しいですね!

ST:誰もが参加出来て、なおかつあれだけのクオリティを出せるのは日本ではALLDAYだけじゃないかな。そうであるだけに、ここに留まらずもっと高みを目指し続けていくべきだとも思う。

EDS


- チャンピオンになってみて、率直な感想は?

andy:予選で凄く苦労したし、それをケントやハヤトが救ってくれた。それが勢いになって最終的にトーナメントに勝てたって思う。トーマスやケネスは予選のときは日本にいなかったけれど、トーナメントでは活躍してくれた。タカやCAYENNEはもちろん、ケント、ヨハン、タミーも自分の力を出してくれた。エレミアの最後の大会で苦しい試合を勝ち抜いて優勝したのは凄く価値があるよね。個人的には予選で怪我をして完治しなかった分、プレイでチームを助けられなかったのは悔しいけど、その分CAYENNEが頑張ってくれたからね。

CAYENNE:本当に何が起こるかわからない大会なだけに、すごく嬉しかったです。予選の初戦で残り3秒まで負けてたんです。そのときにケントが同点3Pを決めてくれて。それがなければ優勝もなかったですね。チームのみんなが自分のやるべきことをやれた結果です。エレミアの最後の試合がALLDAY史上最大のトーナメントで優勝って最高のシナリオじゃないですか!?


- 話変わるけど、フェイバリットなKICKSを教えて。

andy:AIR JORDAN Ⅸかな。柔らかくて履きやすいよ。

CAYENNE:AIR ZOOM BRAVE Ⅱですね。凄く履きやすいです。

ST:AIR ZOOM BB AF LOW。AFシリーズはどれも間違いないんだけど、中でもLOWは一番のお気に入り。


- NIKEiD presents ALLDAY CHAMP SHOES Ⅱはどんな感じ?

andy:世界で何足もないシューズだし、デザインも良い。また頑張って2足目が欲しいね。

CAYENNE:デザインはもちろんですが、シューズとしての性能も文句のつけどころがないですね。


- 最後に。今後、E.D.Sは何を魅せてくれる?

andy:E.D.Sは何よりも勝つために作ったチーム。個人スキルはもちろんだけど、チームとして機能しなきゃバスケットボールは勝てないし。E.D.Sは海外でプレイした経験があるボーラーが多いから、色んな国の良い所を取って常にレベルの高いバスケットボールを魅せたいと思ってる。もちろん、今回も優勝して次は青空の下で表彰式をして観客のみんなと勝利を分かち合いたいね(笑)。

CAYENNE:E.D.Sとしては全ての試合に勝つために全力を尽くすこと、そして観に来てくれた人たちの中から、ああいうボーラーになりたいとか、もっと練習して上手くなりたいと思ってもらえたら最高ですね。観客のみんなにバスケットボールを楽しんでもらえるように、個人としてもチームとしても全力を尽くします!

ST:個人的には、色んな意味で周りが意識するチームでありたいと思う。プレイ面ではもちろんなんだけど、バスケットボールへの考え方や立ち居振舞いの部分まで。みんなのお手本になろうとはハナから思ってないし、なりたいとも思わないけど(笑)、他のチームとはどこか一線を画す存在でありたい。一度優勝しただけじゃそんな大口は叩けないからね、これから継続して結果を出していくことでその想いを正当化させていこうと思うよ。

text/MC MAMUSHI
coordinate by/ALLDAY CREW


この文章は2008年11月に発行されたフリーペーパー「ALLDAY MAGAZINE Vol.15」に掲載されたものに加筆した文章です。

→Archives»

ALLDAY facebook

ALLDAY CHANNEL "Twitter"

ALLDAY CHANNEL "YouTube"

ALLDAY PHOTO GALLERY

TOPICS

PLAY GROUND DESIGN PROJECT

PLAY GROUND DESIGN PROJECT

2009年夏、老朽化した代々木バスケットボールコートのリニューアルをするべくNIKEとMEDICOM TOYが共同で行ったPLAY GROUND DESIGN PROJECT。

→詳しく見る/READ MORE»

MAIL MAG

ALLDAY MEMBER

ALLDAY STREETBALLをジャーナルするallldaymag.comが提供する最新のALLDAYニュースを、メールにて登録会員の皆さまにお届けするメールニュースサービスがスタート!

→登録する/ENTRY»

主催

  • komposition

協賛

  • nikebasketball

PARTNER LINK

  • above magazine

PARTNER LINK

  • HOOPERS
  • A-1 STORE
  • legend
  • somecity
  • for_game
  • gallery2
  • mamushi
  • JIRO BLOG
  • SPACEBALL MAG
  • NADA