24th ALLDAY Report by MC MAMUSHI

24th ALLDAY Report by MC MAMUSHI
 DATE : September 24, 2010

去る9/11~12@代々木プレイグラウンド。6年目に突入し、24回目の開催を迎えたデッドシリアス・ストリートボール・トーナメントALLDAY。ワールドフェイマスブランドNIKEの全面サポートの下、9月に入ろうと真夏日よろしくの炎天下の中展開された24TH ALLDAYは、恒例の無差別ビッグトーナメントに、段々と定着しつつあるガールズトーナメントCAT FIGHT、さらにはBallersの大勢もチャリティーに参加した(NIKE)RED、ギャラリー2やKINETICSのサポート、ブッチャーズ・ジャーク・チキンの出店と万全で迎えた2日間。さらにはALLDAY DJとしてDJ SAFARIがBobbito in Tokyo以来となる代々木登場!現場最前線で多大なるプロップスを誇るDJ SAFARIの間違いない選曲は多いに会場が沸かせた。年内最後のトーナメントである今回のALLDAY。NIKEが誇るニュークラシック、ZOOM KOBEⅤ iDは優勝メンバー全員の手元に贈呈される栄誉ある2010年最後のALLDAYチャンピオンを決める24TH ALLDAYレポートのスタート。お相手はMC MAMUSHIです。

■アップセットも起こりうるハイレベルな予選

9/11(sat)に行われた予選、プレトーナメントは7ブロックからそれぞれ勝ち上がった1チームのみが翌日のファイナルトーナメントに参戦という過酷な道のり。一方でゲームタイムが12minということもあり、十分にアップセットの可能性がある予選。Aブロックからは予選決勝でびゃっこたいにリードを奪われる瞬間こそあったものの、さすがの貫禄で巻き返し予選突破を果たしたUNDERDOGがファイナルトーナメントへ。Bブロックはタイトゲームが連続した模様。STが新たに組んだニューチームは足立のMETEOR ALLIANCEに競り勝つも、続くグッドボーラーズK-SELECTに敗退。そのK-SELECTは、予選決勝でSOMECITYの看板チームF'SQUADに挑むも、このゲームを16-14で辛勝したF'SQUADが予選突破。Cブロックからは、いかついインパクトを辺りに振り撒いていたYokosuka Seahawksを15-13というギリギリの攻防で勝ちきった平塚Connectionsが予選突破を。この予選決勝が相当なタフバトルだったけど、ゲーム後にYokosuka Seahawksの面々(特にヒートアップしてたボーラー)が平塚の面々を讃え、一人一人にハグを求めていたのが印象的だった。Dブロックからは予選決勝でnorthを15-12で飛ばしたKOMAZAWA ROCKERSが順当に本戦へ。Eブロックでは、ここ最近のALLDAYではベスト4常連であったW COLUMNが予選敗退のショック!このアップセットをカマしたのが、今回がファイナルトーナメント初出場となるOGN☆ALLSTRAS☆である!22-20とワンゴール差でW COLUMN相手に大きな勝利を呼び込んだ。FブロックではかつてのALDAYチャンプ、横濱のTeam-Sと名古屋のPROLINEの1戦が注目されたが、今回は一枚上手を獲った名古屋に軍配が上がった。残る一枠は、外国人コミュニティチームRAINMAKERS V2に13-10とハッスルした神奈川のSIMONが本戦出場を決めた。予選を通して観戦した印象としては、どのブロックも予選決勝は厳しいゲームになり、いよいよALLDAYのバスケットボールレベルが高騰していることを感じたよ。

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本戦常連UNDERDOGも一時はリードを奪われる予選ならではの展開も

■ONLY GIRLS TOURNAMENT "CAT FIGHT"

翌9/12(sun)。まずはガールズトーナメントCAT FIGHTから。過去2大会連続で優勝のキャリアを持つヴィクトーリアSに挑むは、初出場のJAP BALLER。これが様相を上回る好ゲームで、終盤を1ゴールを争うシリアスゲームに。これを勢いでアタックでものにしたのが、なんと初出場のJAP BALLER!ALLDAYで負けなしだったヴィクトーリアSが初めての敗戦!今回のCAT FIGHTに向けて相当な準備、選りすぐりのメンバーを招集し臨んだJAP BALLERが優勝を決め、歓喜の涙を流した!

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"CAT FIGHT"チャンピオンJAP BALLER

■準々決勝&準決勝

そしてファイナルトーナメント、つまりベスト8からのゲーム。GAME1ではUNDERDOG対F'SQUADが実現。ただでさえサイズのないF'SQUADであるが、この日はさらにビッグマン不在の中での参戦。ここを容赦なく攻めたUNDERDOGが33-20と快勝。続くGAME2、平塚Connecitons対KOMAZAWA ROCKERS。このゲーム、オーガナイズされたタイトなバスケットボールを展開する平塚ペースでゲームが進み、結果36-25と大差がつき、ここも平塚が快勝でセミファイナルへ。GAME3ではOGN☆ALLSTRAS☆対PROLINEの一戦が。序盤こそタイトな点差で競っていたものの、後半からALLDAYの勝ち方を知っているPROLINEが落ち着いてあゲーム運びで段々とリードを広げて、結果22-17でPROLINEが準決勝へ進出。GAME4、ここで初めて前回の王者DA CREWがトーナメントに登場!対する神奈川のSIMON、サイズもスキルもあるグッドチームだが、このゲームもやはり後半で勝負がついたか。ジリジリと離され、結果30-22とDA CREWがまずは快勝。 準決勝に突入。セミファイナルGAME1、UNDERDOG対平塚Connections。なんと、あのUNDERDOGがゲームを通して11点しか獲ることが出来なかった!?それほどまでの平塚のタイトDF。結果も27-11と圧倒的な大差!?平塚が久々のファイナル進出。セミファイナルGAME2では劇的な幕切れが!?PROLINE対DA CREW、残り時間僅か、PROLINE1点リードでDA CREWのUMEが放った3Pにファールコールがあり、このフリースローを2本決めタイムアップ!敗け寸前までいったDA CREWが、UMEの起死回生の一発で決勝の舞台へ。

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DA CREW UMEの逆転のきっかけとなった3Pシュート

■24TH ALLDAY 決勝は以外な結果に

いよいよ残す1カード、24TH ALLDAYの決勝は平塚Connections対DA CREW。誰もがタイトでシックな攻防に期待しただろう。もちろん俺も。ところが、なんとこのゲーム、前半で平塚がDA CREW相手に20点差以上つける展開に。高さを活かした堅いDFからのアップテンポなOFスタイルを得意とする王者DA CREWであるが、そのスタイルでこの日さらに上をいった平塚Connectionsが完全にこのゲームの主導権を握っていたのは誰の目にも明らかだった。後半も、その流れ、平塚のタイトなDFからのファーストブレイクをDA CREWが止められず、最終スコア38-18という圧倒的点差で平塚Connectionsが第9回目以来となる2度目のALLDAYチャンピオンに輝いた!MVPには高確率なロングレンジを的確に沈めチームを何度も救ったSHIGEOが受賞!

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9回目以来の優勝で歓喜に沸く平塚Connections

■次回ALLDAY

これで2010年のALLDAYは終了。代々木プレイグラウンドで行われるデッドシリアス・ビッグトーナメントALLDAYは来年の春まで、今後のさらなるステージアップのため準備期間に突入。そして、また代々木公園に桜が咲き誇る季節に、さらにバージョンアップしたストリートボール、今東京で最もクールなストリートボールALLDAYに期待して欲しい。きっとその頃にはまたシーンの隆盛にも動きがあるだろう。新たなる猛者の出現、ニュースクールの台頭に期待しているよ。また春に、僕らの聖地、代々木で会おう。

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text/MC MAMUSHI

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